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-著者たち-【3】あとがき
<①つまき♪(著者)>
 この本を作るにあたっての春夏秋冬取材、本当に楽しく幸せでした!♪ヒグマさんを観察しながら、本来の気候や気温を体感できたことも、とても大きかったです。本当はこんなに寒い気温が適温なのか!と、厚着をしながら実感しました。
 私は、動物福祉向上のために動物施設の活性化を応援する職業柄、これまでに国内外273ヶ所の動物施設を見ています。そしてベア・マウンテンは環境としては日本一のヒグマさん宅です!そしてヒグマさんのことを伝える熱意が光っています。
 こんなふうに絶賛するからと言って、ベア・マウンテンの回し者ではありません(笑)。むしろベア・マウンテンの皆さんは迷惑だと思います。私がウキウキやってくるということは、課題に対して口を出されるということでもあるからです。でも皆さんは課題に向き合い始めて下さっていると感じます。だからこそ、私としましてもかなり深い迷いを越えて、応援の意味を込めて、「このサイト(当初は書籍)の制作」という、ものすごい時間と労力をかける道を選んだのです。
 このサイトを見て下さった皆さんにもベア・マウンテンを応援して頂きたいので、どういう視点で応援をしたらいいのかを書きたいと思います。
 ①まずは素晴らしさを評価して下さい♪ヒグマさんたちが広い自然の中で過ごせています!ヒグマさんが「丸見え」ばかりではななく、「草木のかげにチラ見」したり、「探す楽しみがある」という楽しさ!だからこそ伝わるヒグマさんの魅力!そして、説明の熱意!私は、動物施設最大の任務は「動物福祉向上の取り組みと、その説明+それへの参加創出」だと考えています。説明があって初めて動物さんのことが来園者に伝わるからです。ベア・マウンテンの説明の数々、必見・必聴です♪
 ②課題の改善を応援して下さい♪課題のない動物施設は世界にひとつもありません。ベア・マウンテンは課題が少ないからこそ、大きな期待をかけたくなります。さらに、ベア・マウンテンの皆さんの熱意と愛情をもってすれば、いつの日か必ずその課題を乗り越え、ますます素晴らしい存在になると、私はかたく信じています。
 できない理由を考えたり、現状が当然と思考停止するのではなく、どうしたらできるかを考えることで、課題は乗り越えられます。
 もちろん、期待をかけるだけではなく、自分にできる提案は各種させて頂きました。他のプロに私が料金を払ってアドバイスも頂きました。このサイトも、最終的には応援のために作りました。
 例えば、ヒグマさんたちに無事に過ごしてもらうには、行動分析学やハズバンダリートレーニングの活用も必要かつ有効です。
 ヒグマさんたちのケンカを減らすために、ヒグマさんの数をグッと減らすことも非常に有効です。数が減れば、来園者も探す楽しみが増えますし、全員の名前や個性を覚えて帰ることができて親近感が持てます。「ヒグマさんの数が少ない」ことがマイナスではなく魅力増加につながると、皆さんが推せば、組織もその方向で動きやすくなるのです。会社は消費者が左右する面もあります。つまり皆さんの応援は有効なのです。ベア・マウンテンのヒグマさんたちと職員さんたちが、より幸せに過ごせるように皆で応援して、その幸せを一緒に味わう楽しさを、増やしていけたらと思います。
 最後に、ベア・マウンテンの園長さん、飼育員さん方、運転手さん方、広報さん、十勝サホロリゾートのスタッフさん方、本当にありがとうございました!!お金さえあれば毎年、春夏秋冬行きたいくらい、素敵な「ベア・マウンテン、食事、ホテル、旅」でした♪
​ そしてあっちゃん!いつもいつも頼ってばかりだけど、この取材旅はまた猛烈に頼らせてもらい、本当にありがとう!!むっちゃ楽しかったね!♪
 皆さん、ぜひぜひぜひ!ベア・マウンテンのヒグマさんたちに、会いに行って下さいませ♪
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施設で暮らしてくれているヒグマさんは仲間と楽しく過ごす機会が多いことを、目の当たりにできます♪
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落ち葉のおふとんで寝られるヒグマさんが増えますように♪
<②あなざわあつこ(協力)>
 帯広空港から車で約1時間、十勝サホロリゾートにある「ベア・マウンテン」へ、1年で4回訪れました。春夏秋冬、それぞれの季節のベア・マウンテンを実際に見て、写真を撮るためです。
 十勝の気候は、私が暮らす千葉とはずいぶん違いました。春はまだ少し肌寒く、夏はさらっとしてさわやかで、秋、10月は紅葉もピークを過ぎ、初雪が降るのもこの時期だと言われて驚きました。そして冬は見渡す限り真っ白な世界、気持ちよく晴れた晴天の日でしたが、気温は昼間でも-7℃。木々の様子や色、空の色も違って見えました。
 これが、本来ヒグマさんたちが暮らしている環境なんだなぁと、改めて実感できました。
 そんな本来の生息地の、豊かな自然の森で暮らすヒグマさんたちは、春夏秋冬、それぞれの季節を満喫して、のびのび暮らしていました。
 季節ごとにそんなヒグマさんたちに会いに行っているうちに、それぞれのクマさんたちの個性が少しずつ分かってきました。当たり前のことですが、みんなそれぞれ、顔も体格も性格も違うのです。ヒグマさん同士、相性の合う、合わないもありました。
 そんな中、私はアタロウくんというヒグマさんが特に好きになってしまいました。

 残念ながら、アタロウくんは、2020年9月8日、25歳で亡くなってしまいました。悲しいですが、ヒグマさんの寿命は25歳くらいだと言われています。十分に長生きできたヒグマさんだと思います。

 アタロウくんは、3年前(当時)にベア・マウンテンにやってきて、いまだに時々園内で迷子になってしまう天然さんでした。大好きなモコくんはミットくんとなかよしで、相手にしてもらえませんが、いつも近くでそっと二人のなかよしぶりを見つめていたりしました。けんかが強いわけじゃないのに、園内一けんかっ早いサンタ・ヒナタ兄弟に、何度倒されても向かっていく、反骨精神(?)の持ち主でもありました。
 私はそんなアタロウくんの、マイペースでめげないところが大好きでした。つぶらな瞳もとってもかわいいのです(超!キュートなトップページはアタロウくんです)。
 このサイトの中で、生き生きと、自分らしくマイペースで生きているアタロウくんをたくさん見つけてほしいです。
 そしてぜひ、皆さんにもベア・マウンテンに行って、個性豊かなヒグマさんたちに会ってほしいなぁ、と思います。北国の森の中でヒグマさんらしい魅力をのびのびと発揮して暮らしているヒグマさんに会える幸せを感じられると思います。
​ 春夏秋冬、ベア・マウンテンへの旅は、いつもとても幸せでした。
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​つぶらな瞳のアタロウくん
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モコ・ミットのなかよしぶりを見つめるアタ(左)
※写真は2017-18のものです。情報は最新のものを調べてはいますが、新型コロナウイルスの影響による変更の可能性もありますので、ご自身でさらに最新情報をご確認下さい。
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