★場所「貸会議室　内海」（水道橋駅西口すぐ）の右側ビ１階の「１０１会議室」
アクセス　http://www.kaigishitsu.co.jp/company/access.html
★参加人数　４１名　
★参加費　千円（学生５００円）←動物園系イベントにもちゃんとお金を払う習慣を広めるため

※会場費と講師代と資料代にしか使いません（主催者が利益を得ることはありません）

＜タイムスケジュール＞
18:30-19:00　セッティング・受付・交流
19:00-20:30　講演と質疑応答
20:30-21:３0　片づけ・交流こうした場での交流が力となることも多いので、遠慮なく♪）

＊途中入退室自由ですので遠慮なく！

＊スケジュールはあくまでも予定です

＊懇親会は、その都度、行ける人で近くのお店に行っていますのでお気軽にご参加ください。
 

＜講演内容＞（講師さんより）
　　５カ国をまたいで流れる広大なアマゾン川は非常に濁っているため，水面から生物を観察することが不可能です。そのため，アマゾン川の固有種である大型水生ほ乳類のアマゾンマナティーの生態は未だ謎につつまれています。

 

　　そして，アマゾンマナティーは各生息国において法律で保護されていますが，それでもなお，食用の密猟が行なわれているため，アマゾンマナティーの個体数は減少しています。そして，密猟に伴う負傷や衰弱したマナティーが，毎年たくさん保護されています。

 

　　そこで，私たち研究チームは，マナティーの個体数回復を目指して，彼らを再び野生へと戻すための野生復帰事業をすすめています。濁った水中の見えないマナティーの行動を調べるために，最先端の技術を使った研究手法を開発しています。この手法を使って，放流後のマナティーの行動を調べます。野生への適応を評価し，野生復帰事業を改善，確立することを目指しています。

 

★講師紹介（ご本人によるものです）

　　1981年，東京生まれ．東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了，博士号（農学）取得．京都大学野生動物研究センター所属，プロジェクト研究員．

　　自称，日本一のマナティー好き．マナティーグッズのコレクターでもある．主にマナティーの行動研究を行っているが，その他にも南極のウェッデルアザラシ，イセエビ，魚の鳴音など，幅広いデータを扱ってきた．2007年よりブラジルの国立アマゾン研究所との共同研究を開始し，動物搭載型の記録装置を用いたアマゾンマナティーの行動把握のための手法開発を行なっている．

 

　　2014年からは京都大学と国立アマゾン研究所の共同プロジェクト（SATREPS「“フィールドミュージアム”構想によるアマゾンの生物多様性保全」）が開始し，マナティー研究を担当している．

マナティーについての研究をFacebookページにて公開中．「Study of manatees（マナティー研究）」https://www.facebook.com/manatee.mumi/


★主催者のつまき♪より
講師の菊池夢美さんの研究や現地での活動は、本当にマナティーのためになっている、素晴らしい取り組みです♪私もマナティーのファンですので、一人でも多くの方に知って頂き、応援頂ければと思います♪

そんな菊池さんが取材を受けた、ナショナルジオグラフィック(web)の記事はこちら♪
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/15/120300018/120300002/
 

 

★開催報告★

　「保全エンタメおためし教室」第７回にして初めての満員御礼となりました！ありがとうございます♪どうしても当日欠席の方が出ますので、実際の参加者は４１名でしたが、それでも多いです♪ギュウギュウになってしまったので（＾＾；）、次回以降はずっと大きめの部屋を予約します。

　講演内容も、本当におもしろくて興味深く、現地マナウスの様子がわかったり、調査研究の詳細を教えて頂いたり、アマゾンマナティーたちのかわいい写真も登場したり、ワクワクしびれっぱなしでした♪参加者の皆さんも「すごい面白かった！」と目がキラキラしている方ばかりで、終了後も講師さんへの質問がいつまでも途切れませんでした♪

　講師の菊池さんは、現地のグッズ（マナティーやオオカワウソなど♪）をプレゼントで用意してくださったり、研究所の冊子も配布してくださいました♪ありがとうございます♪

　講師の菊池さんも参加者の皆さんも、ありがとうございました！♪

 

＜講師料に関するお知らせ＞

講師の菊池夢美さんからお申し出頂き、菊池さんには交通費のみをお渡しして、残りの１９１８０円は今後予定している遠方からの講師さんの交通費に充てさせていただくこととなりました♪菊池さん、ありがとうございます♪