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「飼育員さんサポーター」基金とは

<今後について>

​第4期(2017年)まででいったん終了し、違う形の園館応援にトライします。詳しくはこちらをご覧ください

​②第4期までの、活動の方針は、下記です。

<設立のきっかけ>

多くの園館で、自腹で奮闘している飼育員さんの存在を知り、「こりゃぁ、動物サポーターだけでなく飼育員さんサポーターが必要だねぇ!」と、冗談で言ったアイデアを、「いや、本気でいい案では?」と思うようになり、当初は園館が自分たちで行なう新システムとして考案したのですが、「まずは自分たちでやってみよう!」と仲間が声をかけてくれたことで、自分たちで試してみることにしたものです♪

ちなみになぜ飼育員さんは自腹が多いかと言うと、「園館自体が赤字が多く予算がない」「予算申請してもなかなか通らないし、時間がかかってしまう」という現状があります。しかも、飼育員さんの多くは正規職員ではなく嘱託職員ということで、給料が安く身分も不安定な中で自腹をくりかえしています。これはもう、誰かが支援せねば・・・と書くと応募しずらくなっちゃうかもですが(^^;)、ほぼ全ての園館の実情だと思いますし、動物や園館を愛する多くの人が、「応援したい」と思っているのですから、「健全経営に向けて努力しつつ、今これに関しては援助してもらおう」といった感じで、遠慮なく応募して頂きたいです♪

寄付して下さる側の皆さんにとっては、「そんなに飼育員さんて自腹でいろいろしているの?」という思いもあると思います。これに関してましては、大都市のリッチな園館以外はほぼすべて、特に地方の動物園でしたらたいていの園で、「自腹」は普通に行われています。例えば、動物さんちの環境改善のためのプチリフォームあれこれ(動物たちの巣小屋とか、遊具とか)、来園者に伝えたい情報の資料ファイル、その他「え、これも?!」的なものまで「自腹で自分で用意したもの」だったりします。飼育員さんは自分で「これは自腹です」とは言いませんが、作業のことを聞くと、家で光熱費とパソコンとプリンターと材料を使っていろいろ作成していたりと、「幅広く自腹」が実情です。

また、たとえ今は自腹でしていなくても、「改善アイデアがあって、予算申請しているんだけどなかなか通らないから、材料もらえたらすぐ改善するのになぁ」という飼育員さんにも、どしどし材料をプレゼントしたいなぁ♪と、考えています。直接使う材料だけでなく、「動物の居場所の快適度を測る一助として、赤外線測温計が欲しい」とか、「お客さんからは見えるけど動物は隠れている気分になれる、マジックミラーシートが欲しい」とかでもいいのです♪

さらに!この取り組みには、「日本にも寄付文化を根付かせたい」という想いもあります♪諸外国では、富裕層による大口寄付が一般的かつ「寄付行為が社会的に高い評価を得る」という好循環がすでに確立されていますが、日本は、世界有数の富裕層大量国であるにも関わらずその文化がなく、非常にもったいないです。園館関係でお話させて頂く時にいつも、「日本は寄付文化がないからなぁ」というボヤキに対して「ないなら今から創りましょう!」と言っているので、自分でもそのための行動をしたい♪という気持ちもあって、この活動を始めました。ということで、野望はでっかく、「いつかは億単位」ということで♪「自分のお金が誰かを幸せにする」というよろこびと充足感、それに対する感謝と尊敬の気持ちが、笑顔で循環する社会になりますように!

「キュンデッド」という通称のわけ:飼育員さんからのお礼として、「飼育員さんだからこそ撮れた、担当動物のキュンデッド写真(キュン死にしちゃいそうに魅力的な写真)」を寄付者にメールで送る・・・という案をおしゃべりしているうちに定着してしまったからです(笑)また、動物のお役に立てるうれしさも「キュンデッド」ということです♪

「飼育員さんサポーター」と「」で区切っているわけ:「動物サポーター」と同じに「飼育員さんサポーター」も必要なんですよ、そういう現状なんですよ、という認識を広めるため、言葉として定着することを願ってのことです♪

<目的>

動物園や水族館などの動物施設において、飼育員さんが行ないたい作業(動物の環境改善や来園者への教育のため)に対して、物品の寄付を行なう。

*現金は受け取りにくいと思うので、「欲しい物」を聞いてこちらで用意して、その物を寄付する形を取ります。

 (例外)

①園の仕組み的に現金で受け取れる場合は、現金でもOKです

②飼育員さんが「自分で必要と思う物を買う」のが一番早いとも思うので、「買った後で、その金額分を申請→寄付することで、その物を寄付したことにする」という裏技もアリかと考えています(手続き上は「物の寄付」ということにする)。せっかく小規模な活動なので柔軟に動物たちの役に立てればと思います。もし可能なら、園館近くにいる発起人つまき♪の仲間と購入に行って頂けると、裏技にしなくていいので助かります♪

*自宅で作業されている飼育員さんも多いので、本当は自宅の光熱費にも使ってほしいくらいなのですが、ややこしくなるので、「それくらいの想いは持っていますが、現場の材料で」ということで♪

<発起人>

つまき♪(「動物と一緒に幸せプロジェクト」代表。園館活性コンサルタント)

参考までにHPはこちら

<当面の活動>

お金を集めるというのは、大変なことですし、もめる可能性の大きいあぶないことでもありますので、当面は、発起人つまき♪の知り合いからの寄付のみ受け付ける形で行いたいと思います(それでもご希望の場合は領収証を発行します)。ですので、ものすごくゆっくりかつ小規模な活動になるとは思いますが、何事もトライしてみることが大事という想いもありますので、地道に進めてみたいと思います♪

そしてもし活動が、成果の大きい、広く必要とされるものになった場合は、きちんとした団体にして、たくさんの寄付を頂いてたくさんの飼育員さんをサポートできるような形にしたいとも考えています。

よろしくお願い致します!♪

(2017年まで、上記の形で活動しておりました。今後についてはこちらをご覧ください。)

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