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ZOO AQUA STORY☆ by つまき♪
第13回 浜松市動物園 「飼育員さんたちの、こまやかな努力
②ゴリラさん宅の畑2(スイカ)

 取材した時期が真夏だったため、ゴリラさんの運動場には、スイカもありました♪

​ 黄色い花が咲き、今年は5玉育ちました♪

​ 植えた本人である飼育員さんの堀尾さんが、「スイカ、どこだっけ~」と探すほど、草に埋もれています♪そうすることで、育つまでショウくんに発見されないのです。

​ 立派に育っていますよ!♪

 ちなみに、畑の野菜などは、おやつ代わりという位置づけです。見向きもしない日もあるそうで、自分の意思で選べる環境なのが素敵です♪

 基本的な食事は、朝晩、飼育員さんが用意しています。毎日変化をつけていて、シラカシなどの枝葉も好きだそうです。

 畑の野菜などをたくさん満喫した日は、食事量を調整します。1~2週間のスパンでカロリーコントロールを行っています。

 どうです、この埋もれっぷり!これだけの深さで草があり、そのあちこちに野菜などが隠れているとは、楽しさや快適さが多そうです♪

​ 飼育員さんが肥料を撒いたり畑の手入れをすると、その後でショウくんはその場所を確認しに行くそうです。そうして野菜などを見つけて、食べます。そんな時のショウくんは、ドキドキワクワクしているかもしれませんね♪

 スイカを食べた跡です♪来園者からプレゼントされた市販のスイカは皮まで食べるので、このスイカは甘みが少なかったかもしれないとのこと。

 肥料や間引きなどの手間はかけていますが、草も多いので、栄養が分散した可能性もあります。

​ このスイカは、近くのトウモロコシの花を食べているときに見つけたそうです。そしてなんと、手で割って食べるんですよ~♪ゴリラさんの握力は500kgもあるそうです!

​ まだこんな小さいスイカも残っていますよ!♪どの時点でショウくんに発見されるか、楽しみですね♪

 堀尾さんの笑顔が、畑づくりの楽しさ・素敵さを物語っていますね♪

 実はショウくんは、長年連れ添ったダイコさんが2008年に他界したとき、ものすごく落ち込んでこのまま後を追うのではないかと思われたほどだったそうです。

 堀尾さんたちの愛情と行動力が、そんなショウくんの支えになっていると思います。

 こちらの、模様がないスイカは、狭い場所でも育つ「一坪の贅沢」という品種です。

​ 飼育員さんたちが農協などに苗を買いに行って育てます。

 畑づくりを飼育員さんたちとゴリラさんと一緒に楽しんでいる堀尾さん♪次の目標は、木陰にもなる木々を運動場に用意することだそうです♪

 ゴリラさんは本来、草も木もモリモリの環境で暮らしているので、実現したらますますイキイキすることでしょう♪

 浜松市民の皆さまはぜひ、飼育員さんを応援することで実現を後押しし、「ゴリラさんと飼育員さんと自分が一緒にしあわせになる」という経験を楽しんでください♪その大チャンスが到来中ですよ~♪

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