022ズーラシア２－３（おが粉全面敷き）

　ゾウさんの寝室に敷いたおが粉に残った、シュリーさんの足跡です♪（葉の左にある大きな丸）

　同じくズーラシアで暮らしてくれているラスクマルくんの寝室も、おが粉全面敷きにする構想があります♪

　木枠だと牙で破壊する可能性があるため、別の素材にする必要があるかもとのことです。すごいパワーですね！

　寝室の外でおが粉を保管しています。約１ヵ月半ごとに搬入されます。

　今後、保管専用コーナーを用意して、より活用しやすいように保管したいそうです。

　おが粉について調べたところ、食用の牛さんは、こうしたおが粉などを敷くのが普通だそうです。さらに、敷く自然物の質にもこだわっているとのこと。

　床材は、動物たちがその上で長時間過ごすものですので、重要ですね。

　床材だけでなく、ゾウさんたちが食べるものも少しご紹介♪

　写真は青草です。新鮮なのでゾウさんたちは大好きです。地元の農家さん５軒と契約しています。

　乾草です。乾草は通年活用し、青草は春～秋にのみ用います。

　チモシー、ワラ、スーダンという３種類を活用中。自然のものなので、まれに納品されたものの質が不十分なことがあり、その場合は、ちゃんと返品しています。

　お金を払って買っている商品なのですから当然ですし、動物の健康にとって飼育員さんは最後の砦ですので、毅然とした対応を応援したいです♪

　シラカシなどの枝葉は、園内から飼育員さんが採取してきます。大変な仕事ですが、大いに甲斐があります♪

　ゾウさんは枝も食べるので、他の動物が残した枝も運んできて使います。

　ここまでご紹介してきた飼育員さんの仕事は、表からは見えないものですし、ほんの一部にすぎません。

　飼育員さんたちが動物たちのために、こまやかにそしてムキムキと、頭と体と心を駆使し続けていることを時々思い出して、飼育員さんたちを応援してください♪

　そのことが、園館動物たちの幸せ度アップにつながり、私たちの幸せ度アップにもつながります♪