022ズーラシア２－２（おが粉全面敷き）

　「おが粉全面敷き」にした部屋の、掃除の様子です。まずはスコップで、おしっこで汚れた部分と、うんこを取ります。

　おしっこもうんこも、ゾウさんの健康状態を推測するための貴重な情報源ですので、状態を確認しながら。

　さらに鋤（スキ）を使って、うんこを探します。このうんこ探しを「お宝探し」と言っていて、感服いたしました♪

　うんこは情報源ですし、取り切るほどおが粉の傷みも減るので。

　この笑顔！♪コンクリ床より掃除に時間がかかりますが、ゾウさんのことを考えて「本当は全部おが粉部屋にしたい」という発言が出てくるところが、さすがです♪

　さらに足の感覚も使ってうんこを探します♪

　うんこを丁寧に取るということは、ゾウさんのために清潔にする意味もありますし、購入したおが粉を大事に使うということでもあります。

　おが粉は安いのですが、配送料がかかるそうです。

　最後はほうきでならして、おが粉が薄くなった部分を修復します。

　また、表面を整えておくことで、夜間の動きが表面の痕跡からも推測することができます♪

　そして自然物と言えば排水口問題ですが、ズーラシアの特注品は、全面敷きにしても変わらず詰まらない状態で、おしっこだけが流れているそうです♪

　扉のレールもご覧の通り♪おが粉が入ることが皆無というわけではありませんが、かなり減りました。

　まさに一歩ずつ、こうして改善が進んでいくのだなぁと、飼育員さんたちと園のたゆまぬ努力に感動しっぱなしでした♪