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ZOO AQUA STORY☆ by つまき♪
第24回 西海国立公園九十九島動植物園 森きらら 「熱意の渦中
​③ニホンザルさんに関する取り組み♪
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 ニホンザルさん宅も熱く前進中♪枝葉を入れると、サルさんたちは喜ぶそうです♪

​ サルさんたちがどのように枝葉を活用しているか観察しつつ、より立体的にしていくのが、飼育員さんによる今後の展望です♪楽しみですね!

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 そしてなんと流水です!♪今年(2018年)は「もはや災害」と言われる酷暑ですので、涼しさと清潔な水を十分に飲める状況、必須で有効です★

​ ちなみにこれくらいの水柱ですと、子どものサルさんたちが水を抑えて遊んだりもするそうです♪

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 飼育員さんの吉福さんが栓をひねり、水柱がすごいことに♪「飼育員さんのひとつの行動で、動物の状況が激的に変わる」ということの、象徴のような光景にも見えました♪

 実際にはこれは、夏開催の「ひんやりタイム」という取り組みです♪まさに「動物福祉向上の取り組みの、コンテンツ化」です★

(7/14~9/2の土日祝、15時~15:15に開催)

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​ こんなに激しい勢いでも、水場に沈んでいる食べ物をゲットしに来るサルさんたちがいます(矢印の2名)♪

 ちょっとドキドキして楽しいのかもしれません♪

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 ここまで思い切った水柱ですと、人間側もテンションが上がって楽しいです♪

 さらにいわゆる「インスタ映え」もするのでは?♪同じインスタ映えでも、その内容が「動物福祉向上の取り組み」というところが重要なのです♪

​ 来園者が楽しみながら脳内が更新されるというのが、園館(等動物施設)の任務です♪「動物と一緒に幸せになる楽しさを知る」という方向での更新です♪

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「ひんやりタイム」が始まると、「園内にこんなに人がいたのか」と驚くほど大勢集まりました!

 やはりイベントは人気ですので、その引力を活かして「動物と一緒に幸せになる楽しさ」を伝える機会として活かすのが得策です♪

 それが私のオススメする活性法「動物福祉向上の取り組みと、その説明」です★

​ 吉福さん(矢印)、大勢を相手に説明するのはラクではないですが、大チャンスです♪

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 さらに、吉福さんが中に入ってお芋などを追加♪

​ 飼育員さんのお仕事は引力特大ですので、来園者たちはますます興味津々です♪

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 水場の下流にあるミニプールは、お芋などが溜まるので人気スポットです。

​ でも、どうやって底に沈んでいる食べ物をゲットするのでしょう?

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 まさかの「顔から体勢」!ズーラシアのニホンザルさんたちは、足から入って下半身だけ水中という状態で足でゲットしていたのですが、森きららのニホンザルさんたちは、逆に顔を浸けて手で取ります。文化のような違いがあって興味深いです♪

 落っこちないように掴んでいる手と足がとってもかわいいです♪

 ちなみに、森きららもズーラシアも、水中に体を浸けられるサルさんは数名に限られています。度胸の問題でしょうか?それとも濡れることが大丈夫か否かでしょうか?サルさんに聞いてみたいですね♪

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​ こんな光景にも出会えます♪人間にはない、すごい脱水能力ですね♪しかも目を開けたままか~と、写真を見て気づいたので、粘って撮影し続けてよかったです♪

​ どんな動物のどんな場面も、時間をかけて観察すると、いろんな発見があって楽しいのでオススメです♪

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 お魚さんをゲットして、「水もしたたるいいおサルさん」状態に♪このお魚さんにも意図があります。

 動物園のサルさんは、ヒマで毛づくろいしすぎてハゲていることが多いです。森きららのサルさんたちも以前はハゲぎみでしたが、今はかなりフサフサに♡

​ その理由は、①ごはんを1日5回以上に分けて用意②繊維質の食事(空腹時間が短くなる)③お魚さん(アジさん)でタンパク質と脂質を摂取④枝葉などで立体的な動きを引き出す・・・とのこと♪

​ 「(サルさんの)ハゲは治らない」とよく言われますが、諦めないことが肝心です♪そもそも動物たちに施設で暮らしてもらっている人間側に、「諦める」という選択肢はありません。

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​ 森きららのニホンザルさん宅は、反対側にもスペースがあります。超狭小住宅ですので、「気の合わない相手の視界に入らないで過ごせる」という選択肢は、サルさんの心身の健康にとって重要です♪

 もし自分がここで暮らすサルさんだったら、どんな選択肢を用意してほしいか?という視点で動物と動物宅をガン見して、思いついたアイデアはどんどん園に伝えてください♪

 森きららは、アンケート記入場所を3ヶ所も用意していてさすがですし、有効なアイデアはきっと実践してくれますよ♪

​ そうして自分のアイデアと行動で動物たちの幸せ度がアップしたら、本当にうれしくて幸せですよ♪この「動物と一緒に幸せになる楽しさ」を経験することが、保全教育であり園館の任務であり、園館ならではの体験でもあり、園館の新しくて深い楽しみ方です★

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