ZOO AQUA STORY☆ by つまき♪
第24回 西海国立公園九十九島動植物園 森きらら 「熱意の渦中」
④ラクダさん・テナガザルさん・レッサーパンダさんに関する取り組み♪
キリンさん宅にあった資材置き場での熱い光景♪
鮫島さん、一体どんな選択肢を動物宅に増設する計画なのでしょうか?それとも看板でしょうか?
私のオススメする園館活性法は「動物福祉向上の取り組みと、その説明」ですので、選択肢も看板もどちらも重要です♪
そんな鮫島さんの担当動物に、ヒトコブラクダさんがいます♪
木製で手作りでペンキ塗装って、温かみと引力が超特大ですね♪掲示物の文章も、来園者の興味から入って、ノビタさんの個性を伝え、「病気ではない」と安心もできるすぐれもの♪
さらに、上に写っている屋根(日よけ)をノビタさんは活用していますし、体に水をかけて涼しくする取り組みも行なっています♪
シロテテナガザルさん宅に設置されている(右上で乗っている)、水色の物体はなんでしょう?
実はこれ、元は「海藻を模した子ども用の遊具(水族館にあった)」でした。でもビヨンビヨンし過ぎて危ないので撤去し、その特性を活かして現在の活用法となっています♪
黒い球はフィーダーです。フィーダーとは、食べ物をゲットする本来の形(時間・手間・能力が必要)を引き出すための道具です。
アジルテナガザルさんが、フィーダー蹴って遊んでいました♪
なるほど、そういう楽しみ方もあったか~と思いきや、ちゃんと飛び出た食べ物もゲットしていたので、フィーダーとして認識・活用していたのですね♪
毎日12時~12時半の間、フクロテナガザルさんたちが離れ小島まで空中散歩に出ます♪
時間限定の理由は、万が一の事故に備えて飼育員さんが近くで観察する必要があるからです。
フクロテナガザルさんたちにも来園者にもウキウキタイムですので、もっと長くできるようにする取り組みも検討の価値ありだと思います♪
もちろん、現在の施設や体制ではできないから限定になっているわけですから、園に期待するだけでなく、園外から様々な方法で支援や応援をすることも、ぜひ楽しんでください♪
これからの動物園は、内外の皆で活性化を楽しむ場というコンテンツにもなっていくのです♪
右の足場を使わず、左の棒だけしかないほうで降りてくる方もいて、びっくり!すごい運動能力ですね♪
自然物の色合いの中にいると、どの動物も美しさがますます映えます♪
草を食べたりもしているのでしょうか?草や枝葉には虫さんもいますし、匂いや触感や音も心地よいので、いい飛び地があってよかったです♪
そしてみんなで帰ります♪4名それぞれのかっこいい姿が、逆光で影絵のように撮れました。
実際にはこの高さです!ドキドキするのとフクロテナガザルさんたちの能力のすごさに、しびれます♪
フクロテナガザルさんの本宅で林田さんが解説を始めると、あっという間にたくさんの来園者が♪飼育員さんのお話は興味深いので大人気です♪
ちょっとでも機会があれば伝えようとする林田さんも素敵です♪
レッサーパンダさんのバックヤードです。写真は、育児中のみかんさんが休憩しているところ♪赤ちゃんは隣室の小屋の中にいて、その様子は常にモニターに映し出されて飼育員さんが確認できるようになっています♪
みかんさんは人が全くダメでしたが、ハズバンダリートレーニングなどで少しずつ状況改善をして、今ではエコー検査やレントゲン検査もできます♪
ちなみに運動場にいるレッサーパンダさんは、寝室開放で涼しい室内でも過ごせるのに、外が好きで運動場にいることが多いそうです。
このように、動物が自分で選べることが重要です♪