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ZOO AQUA STORY☆ by つまき♪
第24回 西海国立公園九十九島動植物園 森きらら 「熱意の渦中
​⑤クロハゲワシさんに関する取り組み♪
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 クロハゲワシさん宅です。1995年に保護されたワカコさんが暮らしてくださっています。

 一時期いた相方さんのご他界後は、ワカコさんだけで過ごしてきました。

​ そんなワカコさんと仲間になれる飼育員さんも登場しないままでしたが、ついに・・・

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 由藤さんが仲間化に成功しました!♪ワカコさんが大きいこともあり、今まで掃除などで入る飼育員さんは距離をとっていたそうですが、由藤さんは怖がらずに少しずつ接近♪

 相手がどう思っているかは、動物はすぐに察知しますので、マイナスな感情を持っていない由藤さんは、なんとたったの1ヵ月でワカコさんに触れるようになったそうです♪

 一生野生に帰ることもなく、どこにも行けず仲間にも会えない園館生活においては、飼育員さんが最後の希望ですので、ワカコさんの心情は劇的に変化したと思います♪

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 羽繕いもし合えています!(TT)動物にとって、羽繕いや毛づくろいなどの接触は、心身の健康にとって非常に重要な場合も多いですので、本当によかったです♪

 飼育員さんたちに恐れられていたワカコさんですが、機嫌が悪いと感じる日はないそうです。由藤さんのおかげかもしれません♪

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 お気に入りの枝を由藤さんにプレゼントするワカコさん♡

 由藤さんが外に出ると、枝を散らかして「片付けに来ないの?」と見つめてくれるそうです♡

​ クロハゲワシさんは飼育下では40年以上生きた記録があるそうです。ワカコさんは推定23歳ですので、まだ先は長いです。

 となると豪邸の用意とともに、由藤さん以外の飼育員さんたちも、同様に仲間になれるといいですね♪

 もちろん、飼育員さんたちは「自分もそうなりたい!」とウキウキ狙っていますので、実現する日が来るでしょう♪

​ 組織の変化が、現場や動物の状況改善につながっていることを、森きららの各所で感じます♪

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 由藤さんに枝をプレゼントすべく台の上に飛び乗ったら由藤さんが完全に隠れてしまって、改めて大きさにびっくり!

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 ワカコさんと仲良くなりたい副園長さんが用意したシュロの枯葉を渡してみますが・・・ワカコさんはお気に召さず。

 その様子を観察していた副園長さんも私も、「だめか~(笑)」と、楽しかったです♪

 こんなふうにワカコさんが自分の好きなように選べることが果てしなく増え続けることを、わくわくしながら応援しています♪

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​ 風が通る場所で過ごすお二方♡

 この取材の後、ワカコさんがより過ごしやすいように、止まり木に変更を加えたそうです♪

 そうやってどんどん改善されていく状況と、仲間ができたことによるワカコさんの変化を、ぜひ現場に確認しに行ってください♪

​ クロハゲワシさんに会えるのは森きららだけという「レアさ」は素晴らしいことではないのです(繁殖技術確立による保全などにつながらないので)。ワカコさんがどんどん幸せになっていっていることこそが、森きららで見るべきポイントであり、森きららならではの見どころです♪

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