ZOO AQUA STORY☆ by つまき♪
第8回-2 盛岡市動物公園 「動物園のポテンシャル」:熱心な飼育員さん②♪
盛岡市動物公園の熱心な飼育員さん紹介、まずは、これまた知らない人はいないレベルの森さん!♪
ピューマさん(写真)などを担当されていて、すごい前向きな勢いで様々な工夫を試しています♪
幅広いジャンルのイベントに積極的に参加して、学びや仲間を増やす努力も素敵です♪
そして藤好さん♪2014年に初めて行った時、キツネさん宅の飲み水の容器がカラになっていることをお伝えしたら、その場ですぐに水を入れて下さった唯一の飼育員さんです!♪他園では、「あ~入れておきます~」とか言って、一時間後に見ても水がないままなのです。飲み水は命に直結することなのに。
その藤好さんの行動で、盛岡市動物公園のイメージがすっかり良くなり、私の著作で大きく扱う展開となったのです♪
写真は、水を入れてもらって、さっそく飲んでいるキツネさんです♪
そのキツネさん宅では、この、板で作った三角屋根が活躍していました♪簡単に用意できて、雨や日差しが避けられて、ちょっと隠れられます♪
本格的な巣小屋を用意すればいいのですが、もしそれが無理な場合は、こんなちょっとしたものでも、ないよりはずっとマシなので、用意する気持ちと行動力のある飼育員さんがいてよかったです♪
キツネさんも繊細な生き物なので、写真のように少し身を隠せる場所があると心強いのだと思います♪
1日1回、こうして飼育員さんたちが集まって、動物のごはんを一気に用意します。
飼育員さんは、担当動物ごとに個別で動くことが多いですが、バラバラのままですと、人材育成や組織改革ができません。その弊害を多くの園館で見ていますので、こうした形でも交流の機会があることが、非常に重要です♪
いわゆるベテランさんたちも、率先していろんな仕事をされていて、素敵なお手本だなぁと感服しました♪
年齢が離れていても普通に話をして教わったりしていたのも安心しました。言葉で何も教えず、「見て覚えろ」的な旧式なやり方が、長らくまかり通っていた業界なので。
そしてなんと、飼育員さんによる手描きオリジナルグッズが、売店にあります!♪大変に魅力的ですし、こんな先進的な取り組みが実現しているとは、やはり盛岡市動物公園のポテンシャルはハンパないです♪
さらに!売店のスタッフさんまで熱心で、自発的に他園に見学に行かれていて、感動しました!♪
このポスターも、飼育員さんたちによるデザインだそうですよ!♪動物園のポスターとしては珍しい、ポップな感じで素敵です♪
若い飼育員さんたちが、こうしたことをできるって、なかなかないですよ♪盛岡市動物公園の柔軟性やセンスの良さを感じます♪
さらに、夜には若手勉強会でお話させて頂きました!♪感謝感激です♪しかも皆さん、質問して下さったり、自分の考えをきちんと言葉にしていて、素晴らしかったです!
若手がみんなこんなに熱いとは、上の皆さんは気合いが必要かもですが(笑)、本当に希望が持てることです♪
やる気スイッチがオンになっていない若手についての相談を多く受けるのが現状ですから、スイッチから煙が出そうな盛岡市動物公園の若手の皆さんは、貴重な存在ですよ♪
そしてこんなふうに、各世代の飼育員さんが、考えがいろいろ違う中で、互いに譲歩や協力や刺激をし合っている園は、やはりポテンシャル特大だと思います♪