ZOO AQUA STORY☆ by つまき♪
第26回 金沢動物園 「寝室を快適に」
③ヒガシクロサイさんの寝室の工夫その3・その他♪
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金沢動物園(横浜市)のヒガシクロサイさんの寝室には、このようなものも用意されています♪
これは、不要になったロードスイーパー(道路清掃車)のブラシをいつか使えるだろうと確保していたものです。
サイさんたちは、顔を使ってこれを持ち上げたり、顔をスリスリしたり、ツノでぐりぐりしたりして満喫します♪
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サイさんが活用して、ブラシがすり減っています♪寝室で過ごす時間は非常に長いので、楽しいこと・何かすることがひとつでも多くてよかったです。
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これはフィーダーです。中に食べ物が入っていて、「取り出すのに工夫がいる」ようにしているものです。例えば写真のものは、サイさんがつつくと食べ物が出てきます。
野生の動物さんたちは本来、食事に時間や手間がかかるものですので、それを園館内でも再現することが目的です。
写っているローラさんはフィーダーを使いませんが、ロンさん(♂)は活用しています♪
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壁と床に設置されている青い板は、サシバエさん対策です。黒い点がすべてサシバエさんです。青い板の商品名は「T-トラップ」です。
サシバエさんはその名の通り刺すハエさんで、その痛みやかゆみに苦しむ動物さんたちが多いのです。
もはや日本中の園館が協力して本格的な対策を練る段階にあるくらいの被害の大きさですが、各現場の飼育員さんの努力に委ねられているのが現状です。
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来園者通路の開閉式の扉がメッシュ(隙間がある)なので、冬季はそのメッシュ扉に目張りの板を貼っています。少しでも冷気が中に伝わらないように設置しました♪
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寝室が見学できる通路に設置された掲示物です。以前は、掲示物は来園者の背中側にありました。そこで、人止め柵の手すりにUボルトという金具を使って、掲示板を固定しました。こうすることで、来園者は動物さんを見ながら、掲示物を読むことができるようになりました。
金沢動物園で暮らして下さっているサイさんたちの紹介や、野生のヒガシクロサイさんたちのピンチについてなどの掲示物です。
まずは目の前にいて下さっているサイさんたちのことを知ることが、関心のきっかけになります。そうしてロンさんとローラさんの応援を楽しむ方が増えますと、お二方の福祉向上にもつながります♪
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ガイドも毎週開催しています♪ヒガシクロサイさんに関心を持ち、その幸不幸に共感できる人を増やすのが園館等動物施設の任務かつ魅力ですので、ガイドや掲示物は重要アイテムです♪
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狭いスペースを少しでも広く使うために有効なのが「寝室開放」です♪動物福祉向上のマストアイテムの ひとつです。
「寝室開放」により動物さんが視界におられない場合は、「見えない」のではなく「過ごしたい場所で過ごせていて、よかった♪」と幸せに思うのが、園館の新しくて深い楽しみ方です♪