ZOO AQUA STORY☆ by つまき♪
第9回-6 秋田市大森山動物園 「動物の幸せ追求とその魅力」:トナカイさんの水泳と休息を実現♪

秋田市大森山動物園の名物、「トナカイさんの水泳」です!♪トナカイさんが泳いでいるところ、見たことありますか?野生では、長距離移動の際に水場を通ったりするので、泳ぐんですよ♪
動物は、本来の姿が最高に魅力的!しかも健康にもよさそうで、池の素晴らしい活用法です♪

お母さんのサクラさんが泳ぎ始めると、元気くんもジャンプ!♪
サクラさんは、初めてこの池で泳いだとき、すでに10歳と若くはなかったにも関わらず、迷わず水に入ったそうです。
さらに、元気くんが生まれて初めて池に来た時は、きちんと浅瀬を選んで泳ぎました♪
施設で暮らしていても、本来の能力が発揮できていて、感動的です♪

広い池をスイスイと泳ぐ姿は、本当に魅力的です!♪しかも、ショー的に無理にやらせて集客しようというものではなく、あくまでも動物本位の発想で、トナカイさんの幸せを追求するための取り組みであることに、胸が熱くなります♪
飼育員さんと獣医さんが、両側の岸でスタンバイ体制を整えた上で、実行しています。

秋田市大森山動物園のトナカイさんが泳ぐのは、6月~11月の間です。泳ぎ始めるのはトナカイさんの意思ですが、暑さというよりは、サシバエさん対策だそうです。
泳ぎに行く時間などは不定期です。ショーではなく、トナカイさんの幸せ追求のための取り組みですので!♪たまたま遭遇できたらラッキー♪
どうしても目撃したい場合は、ぜひ一日中トナカイさんの観察をして、飼育員さんたちの努力にしびれながら待ってください♪それでも「今日は泳がない日」もあると、よくよくご理解くださいね♪そしてむしろ、「お客さんが期待してるからって、動物に強制させなくて、素晴らしい」と、評価してください♪

泳いだ後にブルブル!♪きっと、野生でもこうしているのだろうなぁ・・・と、生息地に思いをはせるきっかけにもなります♪

広い池の両岸を行き来して、トナカイさんが泳ぐ状況を用意する牛越さん♪ちなみに柴田さんは、初水泳の際、万が一トナカイさんが溺れたら、自分で助けに行くつもりだったそうです。
こうした飼育員さんたちの熱意と行動力があるからこそ、動物と来園者の幸せ度がアップします♪
園館(動物施設)の要は、飼育員さんたちなのです♪珍しい動物を並べておけばいいのではないのです。園館の魅力は、動物の種類と数ではなく、飼育員さんと組織の努力と本気度なのです★

泳いで戻ってきましたよ~♪本当に上手にスイスイと泳ぎます。バチャバチャしないのがすごい♪

泳ぐ姿もかっこよくて、素敵!顔が水面に映っていますよ♪
現場で直接目撃しても、帰宅後に写真で見返しても、トナカイさんの素敵さにうっとりします♪そしてトナカイさんへの関心が高まります♪つまり、私とトナカイさんの関係性(心のつながり)が太くなったのです♪
園館だからこそできる、保全活動です♪

そして休息♪まさに、飼育員さんによる「動物の幸せ追求」の努力によって生まれた、幸せな光景です♪そんなトナカイさんたちの様子に、私たち来園者もうっとり幸せ気分です♪そして、動物たちがもっと幸せになるよう、飼育員さんたちと園をもっと応援したくなります♪
こうした幸せの循環を体験できる、動物・飼育員さん・来園者・組織が増えるよう、人間側の皆で協力することを楽しんでいきましょう!♪
★秋田市大森山動物園に行こう!♪
遠方からでも飛行機などでぜひ♪その甲斐はあります♪
<アクセス> 秋田駅や新屋駅からバスがあります(秋田駅から約30分、新屋駅から約8分)♪タクシーで時間を有効活用するのもオススメ♪
<開園時間> 9:30~16:30(入園は4時まで)
①通常開園中は無休②12月1日~3月17日は冬期休園中♪(冬期開園もありますが、2017年は中止。)
<園のツイッターやフェイスブックも要チェック!>
<執筆後記>
今回ご紹介した数々の取り組みを始めた柴田さんとは、数年の付き合いになります♪なので、まさに「もがいてきた」努力の日々も知っています♪これまでにご紹介した飼育員さんたち(と私・笑)同様、すっごい繊細で、だからこそ動物たちの辛さが分かって、それをズバっとは解決できない自分を責めながら、猛烈に努力を続けている人です。そして、本当は人前に出るのも苦手だしすぐへこんじゃうタイプなのだけど、動物のために、覚悟を決めて矢面に立っているのです。そういう飼育員さんは、たいがい、職場で評価されないどころか孤立させられるのが、日本の動物園の現状です(熱心な職員がいるとめんどくさいから)。
柴田さんがすごいのは、熱い仲間を増やしつつあること!♪仲間がいないと、自分が担当を外れた場合や休みの日は、様々に工夫したケアの数々は実施されません(日本中、それが現状です)。動物たちが、幸せを追求したケアを受け続けられるようにするには、どうしたらいいか?そこまで考えて、持続可能な仕事内容や仕事量にする工夫もしています。
そんな柴田さんの熱意と行動力に賛同して共にがんばる飼育員さんたちがいて、園もなにげに支えてくれたりしていることに、私は実は結構驚いています。数年にわたって日本各地の園館を見続けてきて最近思うことは、「人や状況は変わる」ということ♪秋田市大森山動物園も、そんな希望を教えてくれる動物園です♪
飼育員さんたちと園のおかげで、トナカイさんと自分の関係性が深まったので、サシバエさん対策などを私も応援して、「一緒に幸せになる楽しさ」を、これからも体験させて頂きたいと思います♪