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ZOO AQUA STORY☆ by つまき♪
第11回 横浜市立よこはま動物園ズーラシア 「ゾウさんのためにしていること」
⑥寝室の工夫(その2)

 ゾウさんたちが17時間過ごす寝室の工夫、まだまだ続きます♪

​ ワラなどを持って2階へ・・・

​ 通路の壁の隙間を活用して、ワラをセットするという、ナイスアイデア♪

​ ギュっと挟めるので、簡単には取れず、ゾウさんに「食べ物を自分で取る達成感」を満喫してもらえます♪

​ さっそく、ラスクマルくんが鼻を伸ばしてきましたよ!♪

​ ワラの上にさらに、リンゴなども設置していきます♪「少しでも長く」「少しでも楽しく」、食事が楽しめるように♪

 すごい手早さで、あっという間にシュリーさんの寝室の上にまで行ってしまった古田さん♪

​ 下に写っているのは、ラスクマルくんです♪

 ワラは、隙間に挟むだけでなく、梁の上にも置いてあります♪

​ それにしても、これ、取れるのかなぁ・・・

 ばっちり取れます♪でも、軽々取れるわけではないので、ラスクマルくんは目がギョロっとなっています♪

 それくらいがんばる場面が生活の中にあることも、とても大事なんだと思います♪

 これはシュリーさん用のフィーダー♪市販品で、中に乾草を2~3kg入れます。

 大きな袋(フィーダー)をたぐり寄せて乾草を入れてまた戻して・・・飼育員さんの仕事は筋力も必要です。

 シュリーさんは一気に食べず、深夜1~2時に一度寝た後でまた食べたりと、小分けにして楽しむそうです。

 シュリーさんの寝室を上から眺めたところ。初めてこの光景を体験しましたが、なぜだかますます愛おしさがこみ上げました♪

​ 飼育員さんたちの努力でいろいろ用意されているものが見えて、愛情が伝わってきたからかもしれません♪

 フィーダーを確認するシュリーさん。よく見ると、ここから乾草を取り出すのはけっこう難しそうですね。なのでヒマつぶしができそうなのですが、シュリーさんは朝方2時間ほど、同じ場所をウロウロするクセがあります。

 足に負担がかかっていそうなこのクセを解消すべく、飼育員さんたちの努力はまだまだ続きます。

 寝室という、来園者の皆さんからは見えない場所でも、飼育員さんたちの奮闘が日々繰り広げられています♪

 それを時々思い出して、絶賛応援することで、ゾウさんも飼育員さんも自分も幸せになるという楽しみ方が、オススメです♪

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