ZOO AQUA STORY☆ by つまき♪
第14回 大牟田市動物園 「動物福祉を伝える」⑦ユキヒョウさんの福祉向上♪

ユキヒョウさんのお宅にある丸太はなんと、長さ8m!!
ユキヒョウさんの、非常に高い運動能力を発揮できそうです♪真ん中辺りに置いたお肉まで登ったのは確認しているそうですよ♪
それにしても、どうやって搬入したのでしょうか・・・すごい努力です!

そして寝室開放!寝室と運動場を行き来自由にしています♪利用できる空間が増えますし、日光や風雨を避けられたり、体感温度や居場所の材質などに選択肢が増えます♪
さらに、寝室の様子をライブ中継!「寝室にいて見えない」を解消するだけでなく、寝室開放の取り組みを「来園者が楽しむ・学ぶコンテンツ」にできます♪
ちなみに夜間開放も実施中♪ずっと中で過ごしてきたためか、開放しても寝室にいる時間が長いそうですが、ユキヒョウさんに選択肢があることが大事なのです♪

そして説明!ライブ中継だけあっても、「?」な来園者がほとんどです。
来園者の「?」を「!」にして帰すのも、園館の任務です♪
私は、「園館の任務は説明」!くらいに考えています。来園者の意識と行動を保全方向に変えることが任務だからです。

ユキヒョウさんの寝室の、朝の状態です。食べ物が残っ ていますね。
この日は少し多めに残っているそうです。このような状態が続く場合は、観察と月1回の体重測定(ハズトレによる)の結果をふまえて、食べ物の量を見直すそうです。
何事に対しても、こまやかに気づきと対応をしていて、信頼感が高まります。

コンクリとは違う感触の居場所を用意すべく板の寝床も設置する ということは、食べ物で汚れるということでもあります。
ということで、こびりついた油分などを削りとります。地味に大変な仕事だと思いますが、素早さと力強さがさすがです♪

油分でベタベタすると、ユキヒョウさんの快適さが減りますし、衛生面でもよくないので、デッキブラシでさらに洗います!
その向こうでは別の飼育員さんが排水口のごみを取っています。大牟田市動物園の飼育員さんたちを取材するたびしびれるのが、このスムーズなチームワークです♪
チーム体制ですと、このように「仕事がはかどり、アイデアもより出て、休みも取りやすく、技術とコミュニケーション能力が磨かれ、技術継承もされる」ので、その逆になる一人親方制度よりメリットが大きいです♪
大牟田市動物園では、3年前からチーム体制に移行したそうです♪

寝室と運動場をつなぐ通路にフタがしてあります。夏に、エアコンの冷気が少しでも逃げないように設置したそうです♪
ユキヒョウさんは極寒地域の生き物ですから、このようなこまやかな配慮をしてもらえていると知り、私たち側の安心感とうれしさも増します♪

飼育員さんが、運動場の各所にお肉を設置しましたよ♪
「食べ物を探して自分で獲得する」ということは、野生動物の根幹をなす行動のひとつですので、少しでも再現することにまい進していて、素敵です♪

ユキヒョウさんがお肉を見つけましたよ♪その様子だけでも、目撃しているこちらもわくわくです!
ジャンプして取るのでしょうか?すごく運動になりそうですし、そんな光景に出会えた来園者も、ユキヒョウさんのすごさに心が動くことでしょう♪
「来園者の心を動かす」って、難関かつ最初の一歩ですので(保全教育の)、あの手この手での挑戦が必須で有効です♪