ZOO AQUA STORY☆ by つまき♪
第4回ー6 大牟田市動物園 「ライオン班の仕事で見るこの園のすごさ」:
ライオンさんとトラさんのハズトレ~企画展準備♪

ここまでご覧頂いた通り、大牟田市動物園では多くの動物にハズトレを行なっています♪
その取り組みを知ってもらう意味もこめて、イベントとして来園者に伝える努力もしています♪来園者はイベントが大好きですし、ハズトレ中は動物が近くに来るので喜ばれます。楽しんでいるうちに学べてしまう、素晴らしい機会です♪

ハズトレは、小野さんが持っている「ターゲット」を使うことも多いです。ターゲットで指示した場所に、顔や体を持ってきてもらい、健康の確認を行います♪
動物が指示を理解して行動してくれた場合は、すぐにご褒美(右手で持っているお肉)をあげることで、「それが正解」ということを伝えるとともに、動物にうれしい前向きな気持ちになってもらいます♪

ハンドサインで口を開けてもらっているところ♪口の中は結構ケガや病気も多いため、日頃の確認とケアが重要です♪

動物施設は、来園者や市民国民に「動物のことを伝える」のが任務です♪それを実践している大牟田市動物園は、ハズトレの際も、解説担当を設置♪
たとえばこの日は小野さんがハズトレをし、伴さんが解説をすることで、一体なにをなんの意図で行なっているのかを伝えます♪
ほとんどの人が、動物やそのケアのことに全く詳しくありませんが、説明されれば理解できますし、応援もしたくなるのです♪
実際、この日は平日でしたが、こんなに大勢の大人が大変に興味をもって解説を聞き、ハズトレにくぎ付けになり、「そういうことか!」と感心していました!♪
そういう意味でも、「伝える」という説明努力は、動物施設の根幹を成すものです♪

もちろん、イベント以外でもライオンさんのハ ズトレは行なっています♪すると、自然と来園者たちが集まってきます。飼育員さんの仕事というのは、それだけ引力があるのです♪
ちなみにライオンさんが乗っているハズトレ用(=採血などの健康管理用)の台も、飼育員さんの手作りです♪

ハズトレは、健康管理のためのものですから、最終的に採血などを行うのは獣医さんです♪ですので、獣医さんの熱意とコミュニケーション能力にも多いに左右されます。ですが、さすが大牟田市動物園の獣医さん(川瀬さん)は、自らハズトレを推進してきた熱血漢です♪
この日は、新任の獣医さんがハズトレ体験をしていました♪
こうしたハズトレの後は・・・そうです、洗い物!ごほうびのお肉を入れていた容器などを徹底洗浄♪自分の手もよく洗います♪

そして、業者さんから、動物のごはん(この時はお魚)を受け取る仕事もあります。
食事は心身の健康に直結するので、どの動物施設でも、飼育員さんはよりよい食材を模索する努力を行なっています♪

ここにきて事務仕事です!暖かくて座れるのはいいですが、眠くなりそうです。でも伴さんはそんなそぶりも見せず、企画展の資料づくりに励みます♪
しかもその内容が、「動物園の仕事」の中の、「研究」の紹介というところが、さすがです♪

企画展で使用するパネルの準備♪飼育員さんは何でも自分でします♪多彩な能力が求められる仕事です。
そして、手にしているのが「もっと学ぶ」とは、しびれます♪動物施設は、レジャー施設から専門施設(保全センター)へと変化していくのが世界の流れですし、そのほうが、動物も職員も来園者も組織もハッピーになれるのです♪