ZOO AQUA STORY☆ by つまき♪
第6回-3 大阪市天王寺動物園 「動物本位の仕事」:クロサイさん宅での枝葉の設置♪

さきほど枝葉を食べられるようにしたばかりのライくんに、再び枝葉を用意♪
枝葉を食べたり、葉の香りなど自然界の雰囲気を少しでも味わったり・・・枝葉の効果は大きいとはいえ、こんなにすごい頻度で設置するとは、本当に驚きました!
「動物本位の仕事」にまい進する飼育員さんに担当してもらえて、天王寺動物園のクロサイさんたちは幸せです♪
そして、クロサイさんたちの幸せな暮らしぶりに、来園者も幸せをもらっているのです♪飼育員さんは、園館動物と来園者の幸せをつなげることがで きるのです★

用意した枝葉を満喫するライくん♪自然界の草木モリモリぶりに比べたら、もちろん少ない量です。でも、人員数 や労働時間など、さまざまな制約がある中で、あきらめずにできることに最大限取り組んでいるか否かの違いが、大きいのです♪

園内車で調理室へ♪自分で動物の食事を用意することも当然ありますが、この日は他の飼育員さんたちが用意しておいてくれました♪
それを積み込んで、すぐに出発します。どこかの時点でのんびりする、ということが、皆無の1日です(昼食はとりますが)。

キリンさん宅に寄って、キリンさんが食べ残した枝葉をもらいます♪

もらった枝葉を、ムフロンさん宅に設置♪これでしばらくは、ムフロンさんに「やること」ができて、楽しく過ごせるかもしれません♪(写真左上に、興味津々のムフロンさんが♪)
本当に、油家さんは動物のための心遣いと行動がこまやかで、感動します♪

クロサイさん宅の、メインの運動場の裏側から登って、運動場に枝葉を設置♪運動場の奥でじっとしていがちなサミアちゃんが、少しでも動いたり広い場所に出てくるように♪
このように、油家さんの仕事にはすべて、「なぜそれをするのか」という「意図」が、明確にあります♪
そしてその意図の出発点はすべて、「どうしたら動物のために良いか」という「動物本位」♪
そうして動物が健康に過ごせたり行動が多彩になることが、結局は来園者の利益になります♪
「動物本位」は、園の持続性(集客など)にも直結するものなのです♪

飼育員さんの仕事で多いのが、カギの開け閉め。密着取材で痛感することのひとつです。手間が面倒なだけでなく、動物と人の安全に直結することですので、緊張感も伴います。
忙しい中でもおろそかにせず、施錠に確信を持てるだけの集中力と保安意識が必要とされます。

サブパドックと寝室で過ごしているクロサイさんたちにも枝葉を届けます♪もう待っていますよ♪(左)

さっそく満喫♪枝葉を設置することで、クロサイさんが関心を持ち、まずは心と頭が動きます♪そして、食べに来ることで、少しでも歩く量が増えて運動になります♪

そして、床の水切り♪これをするとしないとでは、乾き方が違うそうです。コンクリは大変に冷たくなる素材ですので、濡れていたら心身に悪そうです。
水切りをしないでも、夕方までに乾くこともあるそうですが、早く乾けば、この部屋も使ってスペースを広げることができます♪そのための手間を惜しまず行動できるのが、「動物本位の仕事」です♪