ZOO AQUA STORY☆ by つまき♪
第6回-4 大阪市天王寺動物園 「動物本位の仕事」:クロサイさんのごはん用意♪

まずは、調理室から運んできたクロサイさんのごはんを、園内車からおろします♪もちろん、3名分あります。

それぞれの重さを確認して調整します♪この日は、下痢対策としてパイナップルのカスを追加♪消化を助ける酵素だそうです。
飼育員さんは、担当した動物の生態はもちろん、必要な栄養素などの知識も持つ必要があります。そのために、海外の論文を読む飼育員さんもいます。イメージと違うかもですが、実際は大変に高度な専門職なのです!

各寝室にごはんを設置♪地味に腕力のいる仕事です。そしてきちんとコンテナ(灰色の容器)を洗います♪

ごはんの上に、乾燥をほぐしながら乗せます♪
その意図は、寝室で過ごす時間が長いため(閉園~翌日の開園まで)、少しでも「やること」のある時間がのびるよう、好きなごはんを下に隠して、探し出すように工夫しているのです♪

そして、寝室に枝葉を設置!♪クロサイさんは、移動しながら食事をする生態なので、それが少しでも再現できるように♪そして、少しでも長い時間「やること」があるように♪
閉じ込められている上に「やること」が何もないなんて、つまらなくてうんざりしますので、できる限りの努力をしている飼育員さんたちを、絶賛応援よろしくです♪
そうした来園者たちの声が、状況を変える力になるのです♪一人ひとりにできること、たくさんあるんですよ♪

飼育員さんが担当動物の近くで仕事をたくさんすることの効果として、動物たちが好奇心を持ち、気晴らしになるということがあります♪
自然界では、鳥さんや虫さんやいろんな動物が周囲にいるのが普通の状況です。でも施設内では自分だけのことも。
ですので、「自分以外の生き物」である飼育員さんは、重要な存在なのです♪
忙しくてなかなか動物の近くにいられない飼育員さんも多いですが、改善したら効果の大きい課題です。

段ボールにごはんを入れて、なにをしているのでしょうか?私はすぐに、「あ、これがウワサの”お弁当”だ♪」と分かりましたよ♪
なぜなら、園のフェイスブックやブログで何度も紹介されていたからです♪やはり、「伝える」効果は大きいです♪
お弁当は、クロサイさんを誘導することに使います♪

トミーさんを、お弁当で室内に誘導したところ♪この日サブパドックで過ごしていたトミーさんは、隣の寝室にいるライくんを凝視してしまうのです。トミーさんはおじいさんですが、青年のライくんをライバル視しているのかもしれません。
そこで、わずかな時間でもその緊張感をおさめてもらう意図で、お弁当を活用♪
なんと、この短時間の気晴らしのために、①トミーさんを外に呼ぶ→②ドアをしめる→③室内にお弁当設置→④ドアを開ける・・・という手間をかけています!
ドアだって、さくさく開閉できるのではないですよ。動物と人の安全のために、ゆっくり動くのです。ドアに動物が挟まらないように、徹底した配慮も必要ですし。それらを面倒がらない油家さん、素晴らしいです♪